アラフォーから学びなおす「傾聴スキル」
先日、「アサーション」を学ぶという記事を備忘録として書きました。
今回は「アサーション」と密接に関係している「傾聴(けいちょう)スキル」について書きます。
「アサーション」は話し手と聞き手の双方が良好にコミュニケーションを取る手法とお伝えしました。
「傾聴」は良い聞き手に必要とされるスキルの一つです。
「傾聴」は、相手の話を理解しようとする心の姿勢やコミュニケーションのスキルのことをいいます。
想いに共感し、気持ちを深く理解しようとする態度を示すことです。
傾聴の特徴や要素は次のようなものが挙げられます。
①アクティブリスニング(積極的な傾聴)
相手の話を聞くだけでなく、相手の話に対して意識的に注意を払い、身振りや表情、言葉の選択などから感情や意図を読み進めること。
※アクティブリスニングについては以下のサイトが勉強になりました
②積極的なフィードバックと共感
相手の話を受け入れた後に、共感や考え方を示すために適切なフィードバックを返すこと。例えば「わかります」と言ったり、相槌を打ったりすることが含まれる。
③主観や偏見をしない
相手の会話的に客観的に理解しようとするために、自分の主観や偏見を排除しようとすること。
④質問の活用
相手の話を深掘りするために適切な質問を行い、より詳細な情報や意図を聞き出すこと。原因を追求するための質問にならないように注意する。
⑤ジャッジメントをしない
相手の話を聞き手の価値基準で判断したり、その人を批判したり評価したりすることをしないこと。また、原因を追求するための質問、説得や忠告も含まれる。
⑥時間と空間の提供:
相手が自分の思いをゆっくりと話せるように十分な時間と安心した空間を提供すること。
傾聴は、カウンセリングや精神療法の分野で特に重要視されていますが、実際には家庭内、仕事や学校など日常生活のあらゆるシーンで有益です。
私自身、まだまだ上手く出来るという自信はありませんが、今後も努力して自分のものにしていきたいと思います。