読書は最高の学びのツールで、一生涯の趣味になり得る
AI技術の進化により、多くの職業や業界が変革を迎えています。
具体的な話で言うと、「ChatGPT」の開発・運用により、教育現場にまで影響を及ぼしています。
膨大な知識と処理能力を有するAIですが、反面、人間の感性や創造性はまだ持っていません。
人間が知識や創造力を養い、適切にアップデートしていくことで、AI共生時代において「AIに使われる」ではなく「AIと共生する」人材として存在意義を見いだせるのではないかと勝手に考えています。
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人間をアップデートしていく学びのツールとして私は読書を第一に挙げます。
読書を通じて得られる創造力やコミュニケーション能力などは、今のところAIより人間が優れています。
蓄積された情報を展開し、処理していくという能力自体はすでにAIは人間を凌駕していますが、そこに感情というスパイスを加えていく作業は人間の方がはるかに得意です。
AIとの共生社会に向かっている昨今、そこに活路が見いだしていくことが必要だと感じます。
また、読書は一生涯の趣味として寄り添ってくれるものであると思います。
読書は、本があればどこでも誰でも出来ます。
そして、本のなかでは誰にでもなれるし、世界中のどこにでも行くことが出来ます。
私はほぼ無学者なので、10~20代の頃は「少年ジャンプ」以外読んだ記憶がありませんし、自分には何でも出来るし可能性があると信じて疑わない自信過剰野郎だったので、本を読む必要性を微塵も感じていませんでした。
アラフォーになって自分に出来ることは限られているし、誰にでも出来るような事しか自分には出来ないと、いい意味で割り切れるようになると本を読む楽しみが増えるようになりました。
数十年後、自分が老いて身体が不自由になったとしても本を読むことは出来ます。
もし目が不自由になっても、勉強したら点字が読めるようにもなるでしょう。
万人に当てはまるかは分かりませんが、現時点で私はそう考えています。
とはいえ、将来的に人間のような感情や創造力を持ったAIが登場し、AIが作った本や小説を読むような時代も必ずやってくると思います。
もしかしたらこういったブログもAIが書き、AI同士が共有し合うといった構図になるのかもしれません。
そんな時代を生きている私たちだからこそ、人間はどのような役割を果たしていくのかを真剣に考えるべきなのでしょう。
そのための一つの学びのツールとして読書があることを、私は信じて疑いません。
参考文献